PLATES、建物の外観、夕暮れ時の照明

HOUSE PLATES

洗練されたモダンに、ふんだんに使われた檜の温かみが融合した「PLATES」は、どこかオリエンタルな雰囲気を感じさせます。 今永環境計画の今永 和利氏が設計を手掛けています。

事例概要

建築家

Kazutoshi Imanaga - Imanaga Environmental Planning Office

所在地

東京
日本

デュラビットシリーズ

カテゴリ

閑静な住宅街に溶け込む、落ち着いた佇まいのファサードから玄関を入ると、ガラスに囲まれたモダンジャパニーズガーデンが視界の抜け感を作り出し、広々と明るい印象を与えています。今永氏が建築の構想について「この家は一筆書きで描いた大きな庭を分断するように建つことで庭に包まれているように感じられます。2つの庭は繋がっているのです」と語るように、家の中央と南側の2つの庭には、それぞれ同種の樹木が植えられており、呼応するように変化する四季折々の移ろいを感じさせます。る。

地下1階、地上3階そして屋上テラスを備えたこの邸宅は、スキップフロアを取り入れることで、縦横ランダムに展開された各フロアから、様々な角度で空間を眺めることができます。1階には、LDK、茶室、ワークスペースが配され、オーナーの希望により、床、建具、家具などすべてに檜が贅沢に使用されています。玄関を入ってすぐの階段を上がると、庭を愛でながら茶道や書道を楽しむこともできる、心地よい茶室空間が高い天井高を生かしたメザニンに設けられています。リビングの先に広がるダイニング・キッチンに置かれた大きなテーブルにも檜の無垢材が使用され、その美しく精密な仕上がりが存在感を感じさせます。一方、キッチンスペースには黒い天然石を使用し「穴ぐらのような感覚」を演出。檜のナチュラルな色合いと黒の天然石の絶妙なコントラストが、空間にアクセントを生み出しています。
ダイニングの奥から降りる地下1階には楽器の保管部屋のほか、ワインセラーなどが設けられており、ワインの香りを考慮し、地階のみ造作家具や建具などすべてに栗の木が使われています。

上階へと続く階段の繊細なルーバー状のアイアンの手すりは、経年で変化する亜鉛めっきローバル塗料を使用することで、時と共に変化する味わいを楽しめると言います。また、2階にも、細部にまで気の配られた檜の造作ファニチャーとヘリンボーンの床が組まれています。上品にまとめられたバスルームには、天然石を贅沢に使用した洗面台にDuravit/DuraSqaureの洗面ボウルを設置。洗面台は端部に丸みを持たせることで上質で洗練された美しさを演出しています。デザインを手掛けたSTUDIO KAZ 和田 浩一氏(インテリア・家具・キッチン・一部の内装)は「ディテールが美しければ、全体も美しい。僕はディテールが好きで、そこを考えるのが楽しみなのです」と話しています。さらに、ランドリースペースにも、ランドリー兼ミニキッチンのシンクとしてDuravit / Starck3シリーズの洗面ボウルが導入されました。緻密で上質なこだわりを感じることができるのも、この建築の特徴の一つです。

今永氏は、あらゆる物件で、インテリア、構造、設備、照明、外構などの各分野のプロフェッショナルで構成する「チーム今永」を率いてプロジェクトを進めるそう。チームの強い信頼関係により高い完成度とハイレベルなクオリティの建築が生まれるのです。

オーナー様の拘り、作り手の細やかな気遣い、丁寧な仕事。全てが共鳴し合い、唯一無二の住まいとしての存在感を放つ「PLATES」が完成しました。

Photo by Kai Nakamura

  • 建築家:今永和俊 - 今永環境計画事務所&チーム・イマナガ
  • インテリア・キッチン、家具デザイン:和田 幸一 - STUDIO KAZ co.,ltd.
  • Duravit製品:DuraSquare 置き型洗面ボウル(600×470mm)、Starck 3 アンダーカウンター洗面化粧台(530×365mm)