
HIB HOUSE
事例概要
施主の希望であった「赤毛のアンの家」の構想からスタートした本プロジェクト。改築を繰り返したイタリアの古い建物のように、「ある一定のルールを基にできるだけ本物の材料を使用して、クラシックな建物をしっかりと造り上げる。そこにイタリアンモダン家具が入る。そうすることでクラシックとモダンがミックスして結果的に良いものが生まれるのではないか」という考えから、デザインコンセプトが生まれたと森山氏は語ります。
地上3階、地下1階建ての、周囲を壁に囲まれたコの字型の建物。「プライバシーや防犯面に配慮し、窓を開けたまま暮らせる家」を全体のコンセプトとしています。本物の素材を用いた外装は、あえておおざっぱに作ることで、クラシック感を表現。反対に丁寧に仕上げられたインテリアは、ホワイトとグレーを基調とした空間に、赤やパープルのアクセントカラーでエレガントにまとめられています。
1階のゆったりとした玄関アプローチの先には、大開口のエントランスが迎えてくれます。2階には、ホワイトを基調としたクラシックモダンの雰囲気に仕上げられた、キッチンとダイニングが上品な存在感を感じさせます。建物全体の随所に取り入れられている梁を見せた天井やヘリンボーンの床が、ヨーロッパのクラシックな雰囲気を彷彿とさせます。グレージュのソファーを配したゆったりとしたリビングにはホワイトのカーペットが敷かれ、空間全体に調和をもたらしています。アウトドアリビングは、建物を囲む石積みの壁が近隣からの視線を遮断し、心地よい風、光を感じながらもリラックスできる贅沢なプライベート空間です。
バスルームには、Duravitの1930シリーズの洗面ボウルが並べて配置されています。洗面ボウルとフォルムを揃えた大きなミラーや、大理石とタイルを精密に敷き詰めた床、ディテールまで丁寧に造りこまれた、美しく精度の高い空間に仕上がっています。









